中也さん…
「人間失格」は読んだけど、中也については知識空っぽで挑んだ。
だって最初は友情出演だって…ゴニョゴニョ…
それがいざ蓋を開けたら、
「裏の主役」?(笑)
なくらい存在感抜群な中也さん。
「茫洋、茫洋」
も撮影現場で流行ってたとか…。
ふふ、何となく誇らしいですよ。(←なぜ、あんたが…)
で、今更ながら「中原中也詩集」を購入して参りました。
中也さん自体「若くして亡くなった詩人」くらいしか知らなかった、今まで。
文庫本の表紙の耳、略歴が書いてあるところ。
「中原中也 1907−1937
中略
長男文也を2歳で失ってから心身が衰弱し、37年、鎌倉で急逝。」
そうだったんだ…。
監督がこの事実を踏まえてもし映画の中の中也さんを動かしているとしたら…
酒に溺れて絡みまくる中也さんも、
鎌倉のシーンで花びらが舞う中、静かに佇む優しい中也さんも、
何となくわかる気がする。。。
そして中也さんは30歳という若さでこの世を去った。
30?
まさに撮影当時の剛くんの年齢。
IZOといい、もう弱いんです。こういうの。
亡くなるってだけでも感情移入がひどいのに。
危うく本屋で泣くとこでした。
M誌とP誌と詩集を持って(笑)ズビ〜っと。
堪えられなかったら、完全怪しいオバチャンになるとこでした(笑)
次に映画を見に行く時は、特大タオルハンカチ持参します。
号泣することは目に見えていますから。